3月下旬に出演アーティストのマネージャーの皆さんに集まって頂き
会議を開いた際、冒頭で、開催の挨拶をさせて頂いた時、
「今年でもう8年目なんだなあ」としみじみ感じながら話をした。
会議に参加頂いたマネージャーの人数が総勢108名。
(一組に対して2、3名いらっしゃっているので、
会議参加人数=出演アーティスト総数ではないのですが)
こんなに沢山の方々が荒吐の開催に向けて
打合せを行っているということを実感し、
とても有難く感じた。
今年の企画の中で、まだ発表していなかったことについて記載します。
長くなりますのでご了承下さい。
まず、今年、第5のステージを立ち上げます。
ステージ名称は「HANAGASA」
ロケーションは、会場内唯一の屋内ステージで、
日中、Date fmの番組インタビュー収録とニューカマーのライブがあり
夜4月26日21:00頃(キャンプ利用の方々へ向けて)と4月27日の夕方から
映像クリエイターの方々のご協力の下、
「映像と音の祭」と題した企画を準備中です。
内容は未だきっちりと詰まっていないが
きっと面白いことになると思う。
また、冒頭の会議の話からもお分かりのように、
沢山の方々がご出演頂く中
今年の4月26日 MICHINOKUのトリを斉藤和義氏に依頼をしました。
依頼をしたのは、去年の5月26日和義氏のZEPPでのワンマンライブの日。
現在荒吐ならではのセッション企画を決行すべく打合せを行っています。
実は和義くんとは、
僕が19歳の頃からの付き合いなので
結構長いお付き合いになる。
もしかしたら、関わっているアーティストの中で
僕が一番沢山ライブを観せて頂いている人かも知れない。
和義くんのライブは、毎回、とても良い感じなのだけれど、
今のライブのテンションはとにかく凄いものがあって
先日のワンマンライブでも、目が離せなかった。
最新のアルバム「I LOVE ME」の曲も素晴らしいけど、
先日のZEPPSEIDAIでの「ジレンマ」という曲のパンクっぽいアレンジに
今の彼のエネルギーを感じた。
「ジレンマ」は97年の曲で
その年、そういえば、夏に仙台サンプラザホールで
「晴天の霹靂」(他出演者/ハイロウズ、THEE MICHELLE GUN ELEPANT、CHABOさん)
というイベントを企画し、出演して頂いたことを思い出した。
豪華なメンバーの割にはあまりお客さんが入らず、
その日の夜、打ち上げ帰りに某バンドのゼネラルマネージャーから
「仙台でもガツんとしたイベントをやって頑張らないとな」と
国分町を歩きながら話をされ、いつか、でっかいことをやってやろうと
若い闘志を燃やしたものだ。(自分で言うことではない?)
「ジレンマ」はもう、10年以上も前の曲だけど、
今の自分の気持ちにぴったりだと勝手に感じている。
今なら、誰かとか、何かと比較しても仕方が無いと素直に思えるし
自分自身の目標や理想をクリアするのは、自分自身でしかない。
最近は、荒吐は荒吐にしかない良さが絶対あると思うようにしている。
それと、先日の青森のライブのときに、和義くんが少し寂しそうに
かつて、彼の隣でギターを引いていた2人のギタリストの話をしていた。
ロバートクワイン(トムウェイツ等で弾いていたギタリスト)と
アルバム「WONDERFUL FISH」のプロデューサーでもあるICEの宮内さんのことだ。
2人は既に亡くなっている。
話を聞きながら、もしかしたら、和義くんは、
彼ら2人が生きていたら、今のバンドメンバーに加えて
彼らを誘ってMICHINOKUのセッションに挑んだのかも知れないと思った。
斉藤和義氏は、人間と音楽をとても大切にしていると思う。
青森でほんの少し話をしたこと、
ZEPPのライブ「ジレンマ」で感じた今のエネルギーが
きっと、斉藤和義くんなら、
4月26日のMICHINOKUの夜を素敵な歌で締めくくってくれるだろうと確信させてくれた。
(決して、和義氏をトリに起用したことへ迷いがあったわけではない!)
ARABAKI ROCK FEST.08、間もなく開演です!
菅 真良(GIP)